【要約】

  • 長時間労働の一因は会議にある。つまり、生産性を下げている一因は会議にある。
  • 生産性を高めるためには、お客様志向で、チームで何をすべきかを議論し、合意を形成し、合意された事柄を実施し、適宜結果を振り返り、またチームで何をすべきかを議論する。このループを回していくことが大切。
  • 何かを「削減する・少なくすること」だけに集中するのではなく、「生み出すこと」にも注力することが必要。
    1. 否定されない安心安全な場で、当事者意識を持って積極的かつ闊達に話し合い、アイデアを紡ぎ合わせる。これができるチームとなることに注力すべき
    2. 決定事項が確実に実行されるチームとなるように注力すべき
    3. 上記12ができるようになることで、個々人が自分の成長を実感できる充実感を味わえるように注力すべき
    4. 上記1,2,3によるモチベーション・アップに繋がるように注力すべき
    5. これらがポジティブ・スパイラルとなって、結果的に業績に繋がるように注力すべき
  • 上記1から5ができるようになるためには、勉強することが必要。BTFコンサルティングは、このことを支援・促進させていただく。

【本文】

この投稿では「生産性」について書いてみたいと思います。
BTFコンサルティングの事業が、どんな風に「生産性」と関わるのか、どんな貢献をさせていただこうと思っているのか、この辺りのことを書いてみます。

ちょっと衝撃的な日本経済新聞の記事の紹介から初めてみます。「賃金水準、世界に劣後 脱せるか「貧者のサイクル」」、2019年3月の記事です。この記事は下枠で始まります。

日本の賃金が世界で大きく取り残されている。ここ数年は一律のベースアップが復活しているとはいえ、過去20年間の時給をみると日本は9%減り、主要国で唯一のマイナス。国際競争力の維持を理由に賃金を抑えてきたため、欧米に劣後した。低賃金を温存するから生産性の低い仕事の効率化が進まない。付加価値の高い仕事への転換も遅れ、賃金が上がらない。「貧者のサイクル」を抜け出せるか。

えっ?日本って「貧者のサイクル」にいるの?今のままでいると、先進国から外れちゃうんじゃないか、という話はたまに聞くけど、貧者なの?と思いました。
そして、この記事の中段では下枠の記述があります。

経済協力開発機構(OECD)は残業代を含めた民間部門の総収入について、働き手1人の1時間あたりの金額をはじいた。国際比較が可能な17年と97年と比べると20年間で日本は9%下落した。主要国で唯一のマイナスだ。英国は87%、米国は76%、フランスは66%、ドイツは55%も増えた。韓国は2.5倍。日本の平均年収は米国を3割も下回っている。
(中略)
その背景には労働生産性(付加価値)の低迷がある。1人の働き手による1時間当たりの成果を示す生産性の上昇が賃上げには必要とされる。
長時間労働がはびこった日本はこの半世紀、先進7カ国のなかで最下位。OECDによると17年は47.5ドルと前年から1%程増えたが、加盟国36カ国で20位という低位置は変わらない。米国(72ドル)、ドイツ(69ドル)に水をあけられている。

日本は長時間労働で、1人の1時間当たりの成果をあげることが必要だ、と言っています。
会議に目を向けてみますと、時間が長い、結論が出るまでに時間がかかる、どこまで決まったらこの会議が終わるのか不明、などの悩み・課題。長時間労働の一因は会議にある、そういう組織・企業がありそうです。

 

次に、日経ビジネス、「今こそ役立つ、ドラッカーの「見方、考え方」」という連載の中の「第2回 「生産性を上げる」とはどういうことだろう?」から引用します。藤田勝利さんの連載です。なかなか面白い内容だと思いました。

ドラッカーは「生産性」についてどう語るだろう?
「生産性とは何か。それは、事業の目的である『顧客が喜んで購入したい価値』の高め方を全員で考え抜き、それに貢献しない業務、時間、コストを徹底的に排除する勇気のことである」
「知識労働時代の『生産性』とは、主に、人の『外』のものを作り出すプロセスよりも、『内』側にあるものから価値を生み出すプロセスに関わるものである。肉体労働時代のそれとは意味が異なる」

お客様志向で、チームで何をすべきかを議論し、合意を形成し、合意された事柄を実施し、適宜結果を振り返り、またチームで何をすべきかを議論する。このループを回していくことが大切だ、と言っていると思います。
また、この記事を書いた方は、もしドラッカーに下枠の質問をしたら、ドラッカーはどう答えるだろうか、ということを書いています。

もし、「私たちは、日々の業務で、削減する、少なくすることにばかり気を取られがちです。仕事の中で、『もっと何かを生み出す』ことを目指すとすれば、具体的にはどんなことが生み出されると良いでしょうか?」とドラッカーに訊いたら、どう語るだろう?

「今日の、知識を主体としたビジネス環境で、職場で特に『生産』されるべきものは、以下の5つである。

    1. 顧客が購買したい価値を生む、社員の新しい「アイディア」
    2. 新しいアイディアを実行する「意思決定」
    3. 顧客にとっての価値につながる、充実した「仕事」
    4. これらが満たされることによる社員の高い「モチベーション」
    5. 上記の結果としての、過去より改善された「業績」

BTFコンサルティングの事業と関連づけると、下記になります。

  1. 否定されない安心安全な場で、当事者意識を持って積極的かつ闊達に話し合い、アイデアを紡ぎ合わせる。これができるチームとなることをお客様と協働して支援・促進させていただく
  2. 決定事項が確実に実行されるチームとなるよう、お客様と協働して支援・促進させていただく
  3. 上記1と2ができるようになることで、個々人が自分の成長を実感できる充実感を味わっていただけるよう、お客様と協働して支援・促進させていただく
  4. 上記1,2,3によるモチベーション・アップに繋がるよう、お客様と協働して支援・促進させていただく
  5. これらがポジティブ・スパイラルとなって、結果的に業績に繋がるよう、お客様と協働して支援・促進させていただく

 

さて、最後にもう一つ引用させていただきます。
先進国一、勉強しない日本の会社員に明日はあるのか?」という記事です。この記事も面白いですよ。
落合陽一さんは、「5年前までは、修士論文レベルだった価値が、今では15歳ができるようになりました。8歳の年齢差がわずか5年でなくなる時代なのです」と仰っています。
この投稿を読んでくださっている方、あなたが学校へ通っていた時、例えば、勉強の対象としてAI (Artificial Intelligence)はどのくらい人気がありましたか?今話題になっていること、学校で学ぶ機会ありましたか?学校へ通っていた数年間で学んだことだけで、これからもビジネスパーソンとして生きて行きますか?学生時代に学んだことを土台にして、新しいことを学ぶ必要を感じておられますか?
「年功序列」が死語になり「終身雇用」なんて誰も考えていない今、ビジネスパーソンは自分のスキルについて考えるべきです。若い方々にとっては既に当たり前になっていることだと思います。「年功序列」とか「終身雇用」の中に居たことがある方々が危険かもしれないなぁ、と思っています。

この記事で私が大切だと思った点は下枠です。

日本のビジネスパーソンは、

    • 勉強していない:先進国一学んでいない
    • 目標がない:「目標」があるのは4割以下
    • 活躍していない:同世代の中で「活躍している人」は3割以下

    いわゆる教育機関での学習だけが「大人の学び」ではないが...
    このままでいいのか?

    そもそも、なぜ日本のビジネスパーソンは勉強しないのか?

私が一緒に仕事をした欧米のビジネスパーソンは、スキル研鑽に余念が無かったと記憶しています。言い換えると、もしかすると、競争が激しかったのかもしれません。自分を陳腐化させたくないという思いだったのかもしれません。自分の価値を上げたい・キープしたいという思いだったのかもしれません。

変革のスピードが速く、破壊的なビジネスモデルが突然現れたりします。個人だけでは達成できないような課題(難題)を、チームで解決することが求められている時代です。

BTFコンサルティングは、下記のステップでお客様のスキルアップを、ソフトスキルとフレームワークのスキルを上げる、ということで支援・促進させていただきます。

  1. 会議を変革して個人・組織・会社を変える
    ・仕事に取り組む姿勢(モチベーション・充実感)が変わる
    ・個々人が成長する
    ・組織が会社が成長する
  2. 会議が変革できたら、次は自分たちのビジネス変革を迅速に実現するためのワークショップを開催することができる
    (ファシリテーションに加えて、ソフトスキルやフレームワークを活用する)
  3. 上記1と2を回すことで、自分たちの組織の中にファシリテーターが何人かいて、ワークショプを開催して、自律的に自分達の変革が実現できる
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