【要約】
- ソフトスキルとフレームワークは、ファシリテーションの道具として、会議やワークショップで活用する
- ソフトスキルは、コミュニケーション、プレゼンテーション、ファシリテーション、リーダーシップ、チームビルディングなどのスキル (ソフトウェアのスキルはハードスキルなので混乱しないこと)
xxx Thinkingはソフトスキルを発揮するために使える道具 - フレームワークは、経営戦略や業務改善、問題解決などに役立つ分析ツールや思考の枠組み
【本文】
このブログでは、ソフトスキルとフレームワークについて書きます。
実現可能なビジネス変革を創出するためのワークショップでは必須です。
ソフトスキルとは?
ソフトスキルとは、コミュニケーション、プレゼンテーション、ファシリテーション、リーダーシップ、チームビルディングなどのスキルのことを総称したものです。
ソフトスキルの対語として、ハードスキルというのがあります。例えば、ソフトウェア開発スキルはハードスキルです。客観的な評価や識別が可能なスキルが多いですね。体系化されているものが多く、資格や検定などによって習得していることを確認できるものが代表的です。プログラミングやデザインなど成果が視覚的に分かるスキルも該当しますし、仕事を行うために必要なマーケティングや会計、財務などの専門知識も含まれています。
仕事をする観点からは、ソフトスキルもハードスキルも重要ですよね。
ただ、このブログを書いている2019年7月はまだAIがバズワードになっている時期です。体系化されているとか、マニュアル化されているとか、そういった仕事は専門性の有無に関わらずAIに教えやすいものです。ソフトスキルは、ハードスキルよりもAIに教えにくいかもしれません。(私個人は将来はソフトスキル分野もAIが進出してくると思っています)
これからのビジネスパーソンにとっては、ソフトスキルは益々大切なスキルとなっていくと思っておりまして、BTFコンサルティングのお客様には、是非ともソフトスキルの基本を身につけていただき、自ら研鑽できる力をつけていただきたいと思っておりますし、そのための支援・促進をさせていただきます。
いわゆる、XXXシンキング (思考法とも言われています) はソフトスキルを発揮するために使える道具として捉えられると思います。これらは欧米発のもので、例えばクリティカル・シンキングを批判的思考という漢字表記にすことには個人的に違和感があるので、一番最後に漢字表記を持ってきています。個人的には、哲学シンキングは分かっていないので、これから習得しなければならないものだと思っています。(最近哲学は話題になってますね)
- ロジカル・シンキング (Logical Thinking) - 論理的思考
- クリティカル・シンキング (Critical Thinking) - 批判的思考
- ラテラル・シンキング (Lateral Thinking) - 水平思考
- 哲学シンキング (Philosophy Thinking) - 哲学思考
BTFコンサルティングでは、「道具」としてXXXシンキングを学んでいただく研修を用意しています。まずは、どういうものかをご理解いただきます。実際の会議やワークショップの場では、その会議・ワークショップの目標に到達するための道具として使いますので、厳密にXXXシンキングを使うというよりも、臨機応変かつお客様に合った形で活用するようにします。
フレームワークとは?
フレームワークは、経営戦略や業務改善、問題解決などに役立つ分析ツールや思考の枠組みです。メンバー全員で共有・理解しやすいです。また、有用性が実証されていますので、今議論している内容に合うフレームワークを使うと、効率化されます。共感マップはフレームワークの1つです。
BTFコンサルティングは、ファシリテーターが活用すべき道具として、フレームワークを位置付けています。お客様のファシリテーターの方々に、フレームワークをいつくか紹介させていただき、ご自身のご経験に照らして、「あの時これを使っていたら良かったかも」と思っていただけるような研修も用意しています。